平凡な一日と貴重な一日

今日や明日という日はそれこそ何でもない平凡な一日です。しかし、その平凡な一日が集まって、私たちの人生を作っているのです。だから、平凡な一日こそ貴い永遠の一日です

コロナウイルス対応 「県や道」と「市」の足並みが乱れることも。

 

富山県内で30~31日、新型コロナウイルスの感染者が2人確認された。

いずれも20代の女性で、それぞれ富山市、砺波厚生センター管内(砺波・南砺・小矢部市)に住む。同県で感染者が出たのは初めて。

石井隆一県知事の記者会見を森雅志富山市長が批判するなど、首長間の足並みが乱れている。

石井知事は「県の対応は常識的だと多くの県民に思ってもらえるだろう」と話す(31日)

森市長は「県に不信感を持っている」という(31日)

森市長は「県に不信感を持っている」という(31日)

県と富山市は市内で感染者が出た場合、市が記者会見を開くと申し合わせていた。

市は30日夜に感染者の確認を文書で発表したが、市福祉保健部長による記者会見は31日に開催する予定だった。

しかし、石井知事が30日夜に記者会見し、概要を説明した。

森市長は31日、「知事はパフォーマンスが過ぎる。感染者から(最近の行動などの)情報を得るためにも、粛々と進めるべきだ」と批判した。

一方、石井知事も同日、「県民の関心が高い情報。市には30日中に会見をしては、と何度も言ったが聞き入れられなかった」と説明した。

「県の対応は常識的だと多くの県民に思ってもらえるだろう」とも述べた。

富山市の女性は21日、学内で感染者が出た京都産業大学京都市)の卒業祝賀会に出席していた。砺波厚生センター管内の女性とは24日に会食しており、いずれも軽症という。県や市は濃厚接触者の検査を進めている。

 

 

 

北海道と札幌市でも、最初の日本人感染者の発表について同じように足並みの乱れが感じられる事態が発生しました。

 

発端は、北海道が感染者の情報をあくまでも国の基準で発表するという「国からの指示」にこだわったこと。

ですから、最初の発表では発生地は北海道(都道府県単位の発表)

 

ここで、広い北海道と内地の都府県が同じ基準では、言われたほうが北海道のどこ?

もっと詳しく教えよ、との声が広がり、それではということで、振興局単位で公表しましょうとなりました。

 

今でも、道はこの基準を頑なに、かたくなに守っています。

国からすれば、聞き分けの良い従順な北海道。

大阪府愛媛県和歌山県のような反逆児とは違います。

国籍までもが非公表。

 

それにたいし、札幌市は市中感染の恐れがあるとして、秋元市長の判断で札幌市

として公表しました。

 

この時の道庁の感染者ホームページが面白い。

なんと「札幌の発表」を無視しました。

その日の道内感染状況に札幌市を除いた他の市町分の発表を乗せただけ。

 

それを見て私は道庁のホームページの意見欄に札幌市の発表が入っていませんが??と書き込みました。

 

その翌日、午前中はそのページは準備中・・・と閉じられてしまいました。

午後になりようやく、札幌市も含めた正しい情報が掲載されました。

 

そんな小さな錯誤ですが、そこからも、北海道と札幌市の「感染者発表」の足並みの乱れが見られます。

 

道民、札幌市民の命を本当に考えた行動として私は札幌市の取った公表行動を支持します。

 

 

 

 

 

これは、2020年2月14日の北海道知事のツイッターですが、今7月末

この「濃厚接触者を含めた積極的疫学調査を確実に行ってまいります」といった知事の言葉、これまで実行に移されたのでしょうか。

 

この何か月にもわたる自粛生活の中、他の地域に比べ、クラスターの発生状況や、死者の数の多さに不安を感じています。