新型肺炎 北海道にも上陸しました(1月28日発表)
中国から道内に観光に来た女性が新型コロナウイルスによる肺炎と診断されました。
概要
①年代40代
②性別 女性
④1月21日 来日
1月22日 東京から北海道へ
23,24,25 道内観光
26日 体調不良により外出せず
27日 道内の医療機関を受診
これが厚労省 健康局 結核感染症課がホームページで報道関係者に発信した文書の概要です。
23日、24日、25日いったいどこを観光で回ったのでしょう。
全く不明です。医療機関も「道内?」。
道内ってどこでしょうか。
東京からの飛行機も、新千歳?女満別?函館?どこに着いたのでしょうか。
更に、この後の、国民の皆様へのメッセージには我が国では人から人への持続的感染は認められていません。
過剰に心配することなくインフルエンザと同様に咳エチケットや手洗いなどの感染症対策に努めてください。といった
危機感の感じられないメッセージが書き連ねられています。
これに、呼応するかのように鈴木道知事は「日本にはいってから常時マスクを着用していたので、感染のリスクはなく公表の必要はない」として道内のどこを訪れたかについて明らかにしていません。
常時マスクを着用していたからなどという曖昧な理由で感染リスクはないと判断してよいのでしょうか。
日常生活で、常時マスクを着用などありえません。
ちょっと考えれば子供でも分かります。
例えば、中国人に限らず、外国人は日本の「温泉」に憧れています。
日本に行ったらどこに行きたいと聞くと、温泉は必ず有力候補に入ります。
温泉でマスク?ですか。
食事の時はどうするのでしょうか。
道民としては、不安が増す一方です。
今日の札幌市内も大通りも狸小路も中国人がいっぱい。
札幌から小樽に向かう高速バスも中国語が飛び交っています。
団体旅行ではなく、最近は、感染していた女性のように数名の個人旅行や家族づれが目につきます。
今回の感染者も3名の個人旅行。
道の判断はもし誤れば「想定外の事態であった」との弁解をするつもりでしょうが、
感染が北海道内に広がれば、行政の責任は重大です。
感染を食い止めるためには、感染者が「いつ、どこを訪れたか」を速やかに公表すべきです。
風評被害を考え躊躇しているのだとすれば、人命軽視も甚だしい愚直な判断と言わざるを得ません。
大阪府の吉村知事は」「国はほとんど情報を公表していないが、楽観視しすぎているのではないか」と危機感をもったコメントを発し、
さらに松井大阪市長も「感染拡大を抑える為にも、どのようなルートを観光したのか厚労省は開示すべきだ」と訴えています。
感染者の確認されていない大阪でさえも、危機感を感じさせる対応をしているのに対し北海道知事の楽観的対応では。。。。。