あおり男とガラケー女
「あおり男」と「ガラケー女」
以前テレビをにぎわした、「あおり男」と「ガラケー女」こんなカップル、身近にいませんか。
テレビのコメンテーターは分析様々。
「あおり男」
車から、降りて恫喝し暴力をふるう姿と、逮捕され連行された後の力のないうつろな表情を比べ、
うつろな表情を反省していると捉えたコメンテーター。
あおり行為の異常性から暴力的な人格と判断するもの。
その中で、特異に感じ取り上げられていた、逮捕時の「○○さん、手をつないで」という意味の解らない奇妙な行動。
また、お蕎麦屋さんにクレームの為閉店近くの時間に訪問。
4時間も粘った末、ツイッターかFacebookにアップした内容は「とても親切にしてくださり感謝。
とても良い店でした。
また、訪問させていただきます、という笑えないブラックジョーク。
それを全部兼ね備えるキャラクターがなかなか理解できない。
報道ではそんな感じでした。
その中でミッツマングローブさんの実体験を基にしたコメントが光ります。
テレビでの発言なのであまりズバリとは言いにくい中でかなり核心を突く発言。
こういうタイプの人間は、思ったよりたくさんいます。
いわゆるクレーマーと言われる人たちですが、
今回の2人は単なるクレーマーではなく、病理性を持ったクレーマーだと思います。
「ガラケー女」
その中で「ガラケー女」の存在は、社会的に認知されない「あおり男」を唯一認めてくれる存在。
一番依存している存在です。
だから、「○○さん、手をつないで」という悲痛にも聞こえる叫びをあげるのです
。
一番に依存でき信頼できる存在者から「他者の強権力」により隔離されてしまう恐怖です。
また、「ガラケー女」にとっての「あおり男」は豪圧的パワーを持って周りに主張しねじ伏せてくれる頼もしい男性と映るのでしょう。
もともと、内気な(自己主張する能力の弱いタイプの女性)が「あおり男」という自分の代わりになり自己主張してくれる「ロボット」を見つけた時、
二人のきずなは普通の感覚からかけ離れたものになるのでしょう。
この事件、暴行事件としてはさほど大きな罪に取られないようです。
たぶん実刑判決にはならず、執行猶予が付くと思います。
また、社会からは少しの月日で忘れられてしまう事件でしょう。
対応方法は
ただ、こういう人間のこのような事件では罪に問うのではなく、きちんと施設において治療する必要があるかと思います。
それによりある一定期間社会から隔離できるというメリットもできます。
本人にとっても社会にとっても治療のための隔離処置をしたほうが良いのではと感じます。
でも、こんなカップル、身近にいませんか?