あおり男のその後
今回のあおり男の件について
「こういう人間のこのような事件では罪に問うのではなく、きちんと施設において治療する必要があるかと思います。
それによりある一定期間社会から隔離できるというメリットもできます」と書きました。
その後の情報では、刑事責任能力を判断するため、鑑定留置を開始したと発表されました。
鑑定留置になるとその間は精神科医による問診や各種検査が行われ、病院に入院するか警察署に留置されたままになります。
今回のケースは多分警察署に留置されたままだったのではないでしょうか。
この状態が3か月の間、12月23日まで続いたわけですから、かなり厳しい処遇だと思います。
刑事訴訟法第167条
1. 被告人の心神または身体に関する鑑定をさせるにつ必要がある時は、裁判所は、期間を定め、病院その他の相当な場所に被告人を留置することができる。
3. 裁判所は被告人を収容すべき病院その他の場所の管理者の申し出により、または職権で、司法警察職員に被告人の看守を命ずることができる。
この手続きを踏んで、強要と傷害の罪で起訴され、さらに今度は愛知県警から別件の新東名でもあおり運転をしたとして、強要容疑で再逮捕。
社会を騒がせたこともあり、かなり厳しい思いを強いられることになりそうです。
これを機会に、きちんと治療して社会復帰すればよいのですが。
ちなみに、ガラケー女の方は犯人隠避の容疑で逮捕され罰金30万円を納め釈放されたようです。
今後は「あおり運転」をしたドライバーに対し、免許取り消しの処分ができるようにするための道交法改正が行われるのかがポイントとなるのではないでしょうか。