平凡な一日と貴重な一日

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自民党総裁選 (2021 秋)自民党は若手中心に総選挙を控えバタバタしているようです

総選挙では自民党議員の何人が当選の赤いバラをつけることができるのでしょう。

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二階氏は24日の記者会見で、他派に先駆け、派閥として再選支持を表明しましたが、これは去年と全く同じ光景を見ているようです。

安倍晋三が2度目の体調悪化による政権放棄から、いち早く二階氏が「菅」の支援をしました。

その後を追うように「安倍」「麻生」も菅支持を打ち出し、「菅」「石破」「岸田」の3氏で争われた総裁選の態勢があっという間に決まってしまいました。

 

選挙では、自民党員票の多く、県連の票を獲得した「石破」氏のメンツをつぶすために、菅票から一部の国会議員票を「岸田」氏にまわし、1位「菅」2位「岸田」3位「石破」となりました。

 

さて、今回の総裁選も最初の出だしは同じですが、今後は波乱含みです。

まず、二階派

強面の二階氏が支持を表明したものの「二階派の在京議員懇談会」では、10人近い所属議員から「意思決定はみんなの意見を聞くべきだ」と再考を求める声が続出したそうです。

ただし、二階さんが出席していない会合だったようですが。

これが、他の派閥の若手議員の多数意見のようです。

総選挙を控えた直前選挙でも、首相地元の横浜市長選で小此木さんが出馬したにも関わらず、立憲民主の新人に大差で敗れたのも自民党国会議員にとって大きなショックだったようす。

小此木さんでさえ、落選。これでは若手議員はたまったものではありません。

 

しかし去年からの流れを見ていくと、この期に及んで国会議員が「菅首相では選挙で戦えない」などと言ってバタバタするのはみっともない話です。

 

議院内閣制を採用している日本では、国民が直接「総理大臣」を選べません。

与党自民党の国会議員の見識を信じて国民は総理大臣を選ぶ権利を負託しているのです。

その与党議員の70%以上が選んだ人間が「菅」です。

いまさら、発言力がない、能力がないなどという話ではありません。

 

もし、それが事実であるならば、そんな人間を首相に祭り上げた国会議員は今回の総選挙できちんと国民の審判を受けるべきです。

勿論選挙の「顔」は1年前に選んだ「菅首相」。

それに対し、国民も一人一人がもう一度、今までの政界の出来事を振り返り選挙で投票するべきです。