平凡な一日と貴重な一日

今日や明日という日はそれこそ何でもない平凡な一日です。しかし、その平凡な一日が集まって、私たちの人生を作っているのです。だから、平凡な一日こそ貴い永遠の一日です

哈爾浜の黒龍省博物館

兽头(獣頭):哈爾浜の黒竜江博物館

 
 

中国、哈爾浜にある黒竜江省博物館にあった獣頭と名付けられた陶器です。

日本の鬼瓦のようなものかもしれません。

大きな目と、大きな口、ピンと立った耳。

目が飛び出て、少しロンパリ気味に瞳が離れているこの姿、ふくちゃんにそっくりです。

時代は「渤海」のころ。

まさか「渤海」にチワワはいなかったはずですが。

名前は「獣頭」と勇ましいのですが、なんかひょうきんに見えます。

舌なんかもそっくり。

まるで、ふくちゃんをモデルにしたようです。

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この博物館は1906年の建築。ヨーロッパ風のバロックスタイルの建築物です。もともとはロシア式のデパート(商店)で入り口も狭く、入り口前のBOXで身分証明書を見せて入場券(無料)を貰います。

(身分証明は「パスポート」でも良いのですが、日本のパスポートより「黒竜江大学の学生証」の方が好感を持たれます)

 

その中の一点がこの獣頭。

 

もっと有名なものにはマンモスの化石があります。

松花江河畔の肇源県から出土したマンモスの化石骨組は全長5.45メートルで、高さ3.33

メートルで、中国では最もよく保存されているマンモスの化石です。

全部の骨がそろっているので、本物?と疑いましたが、骨の細かい部分を見ると本物です。

考えてみれば、恐竜の化石とは違い数千年前まで生存していたわけですから、哈爾浜の近くのツンドラ地帯から完全に近い形で発見されるわけです。

 

人間の歴史としては、「剥片石器」や「渤海の時代」「金、遼の時代」のいろいろな文物が展示されていました。

 

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マンモスの化石

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恐竜の卵

 

 

晩秋の館山

晩秋の館山です。

 

館山城のある城山公園に散歩しました。

空は快晴。港には日本丸が停泊しています。

静かで明るい街並みです。

いつも穏やかな風景に心が休まります。

 

一方11月と言えば北海道はもう冬。

同じ日本でも全く異なる風景です。細長い日本は地域で環境がぜんぜん違います。

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築港と鷹の島を望む



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館山城

 

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館山市

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日本丸が停泊しています

              館山航空隊基地と沖ノ島

 

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北海道では11月下旬ともなれば当然、雪が降ります

雪が降ればベランダの花もいっぺんに凍みてしまいます。

2014年以来の大雪(札幌)

2014年以来の大雪です。

この冬は、雪の降り始めがおそく、今年は楽かなぁと思っていました。12月のうちは本当に大した雪も降らずに済んできました。

ところが、この1週間毎日「氷点下ノ世界」

そして毎日雪は降りしきっています。

溶けないのにさらに降りやまない雪。

短い間に降った雪としては2014年より多く感じています。

おかげで、中庭の雪もこんもりつもり、向かいの窓を越してしまいました。

 

 

 

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村上堆朱・堆黒のお箸 お気に入りの道具

村上堆朱(堆黒)のお箸です。

右の男性用が堆黒、左が堆朱。

村上堆朱は新潟県の村上で受け継がれてきた漆器です。

箸の頭に抽象的な彫刻が施してあります。ちょっとアイヌの文様のようですが。

この彫は「らいもん」というもので魔よけの意味があるそうです。

艶消し塗りですが使うほどに艶が出てくるそうです。

村上の堆朱は使い込むほどに光沢をます。

10年以上前に転勤の記念にいただいたものです。

大事にしまっておいた

あかずの引き出しからある日、見つかりました。

早速使い始めたのですが先が細く、軽くてバランスが良いのか橋先が安定してものがしっかりつかめます。

厚い塗りが指先で感じられるものです。

これから、もっともっと光沢が出るまでたくさん使っていこうと思います。

 

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冬の月 高木恭造 津軽の方言詩人です

 

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冬の月

後ろの額に書かれているのは「津軽の方言詩人 高木恭造さんの冬の月」という詩です。もう、50年も前に津軽に住んでいたとき、手に入れたものです。

 

津軽弁で書かれていて、津軽弁で朗読されます。

津軽弁のやさしいお国言葉が詩の雰囲気にぴったり。

 

青森弁というとただの田舎言葉に聞こえますが、津軽弁は素敵な言葉です。

かなりきつい方言ですが、お年寄りの言葉を聞いていると、しっかりとした敬語が聞き取れます。

フランス語のようにリエゾンしますし、語尾もやさしげです。古くから伝わる古語も含まれています。

 

3年間津軽弁のシャワーを浴び「聞き取り」だけはできるようになりました。

 


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この「陽コあだネ村」というのも素晴らしい詩です。

どちらも「まるめろ」という詩集に入っています。

 


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うちの「ふくちゃん」

抱き上げられて、なにやら不満げな顔つき。

目を細めて、目の周りにある茶色の輪っか゚と合わさって「遮光器土偶」にそっくりです。

私の一番好きな「縄文土偶」。これも津軽の木造で発見されました。

津軽は古くから続く独特な文化が醸されているとても魅力的な土地柄です。

 

 

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遮光器土偶

 

「Amazon Fire HD8 キッズモデル」 を 孫に買ってあげました。3歳の誕生日プレゼントです。いつから子供にキーボード入力を教えたらよいか?さすがに3歳では早すぎます。

1月は孫、妻、わたしと誕生日のラッシュです。3人が12日、14日、16日と並びます。

そんなわけで、今日は合同の誕生会を開きました。

プレゼントは「Amazon Fire HD8 キッズモデル」

 

 

正月に私の持っている「FireHD10」を使い「Amazon Kid’s」で遊んだところ、すぐに使い方を覚えて楽しそうに遊んでいました。

今の時代、親がスマホタブレットを使うので、見よう見まねでいじっているようです。

Amazon Kid’s」で3歳と子ども設定をすると2,3,4歳の範囲のアプリが表示されます。アプリの内容は様々。塗り絵や絵本、教育もの、カラオケまであります。

すぐに飽きる性格のようですが、アプリが沢山あるので次々に開いていっても大丈夫。

飽きることはないでしょう。

 

孫には5歳くらいになったら普通のパソコンを買ってあげようかと思っています。

今でも、私の部屋に来るとパソコンのキーボードをたたいて遊んでいるのですが、さすがに、まだまだ早すぎます。

5歳くらいでキーボートに慣れておけば、プログラミングに進んだ時もスムーズに移行できるでしょう。

 

 

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安房神社のお札

北海道大学の図書館のビデオライブラリで戦時中に満州で作られたニュース映画を見ていたら、中国内地を爆撃に行く爆撃機の操縦席の画像から、「安房神社」のお札を見つけました。

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安房神社は千葉県館山市にある安房の国の一宮の神社です。

伝承では神話時代に阿波地方(徳島県)から渡ってきた忌部氏による創建と伝えられ、初代神武天皇元年に創建されたともいわれています。

 

館山には戦前には日本海軍の館山海軍航空隊が配置されていて、1930年には館山飛行場が完成し実戦部隊が新設されました。

1937年7月7日に盧溝橋事件が勃発し、翌8月には日華事変の拡大に際し「第二三航空隊」を臨時編成し館山からも四機を上海に派遣したとあります。

八月に上海に着くとすぐに九月には南京への空襲参加をしています。

この映像はその際に撮られたものでしょう。  

 

もしかしたら、この爆撃機の操縦士は館山航空隊の一員で、配置転換で中国爆撃の任に着いたのかもしれません。